豆知識★
2016-04-18
こんにちは!ご無沙汰しています、動物看護師の谷口です。
予防シーズンに突入し、ワクチンや狂犬病予防接種、健康診断、フィラリアの検査など
動物病院にとっても春を感じる季節になりました。
今年から健康診断も様々なコースをご用意して、みなさんをお待ちしています♪♪
もしかしたら素敵なプレゼントがもらえちゃうかも*\(^o^)/*?
さて今回は、ある病気に関しての豆知識をご紹介したいと思います。
みなさん一度は耳にしたことがあるでしょうか、「尿石症」についてです。
膀胱の中に結晶ができ、それが沢山集まると、石が出来ていまい、尿道につまってしまう怖い病気です。
体の老廃物を外に出せなくなることは勿論のこと、痛みも伴います。
尿石の種類としては、主に「リン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)」「シュウ酸カルシウム」があります。
検査をして尿のpH(尿がアルカリ性・酸性どちらに傾いているのか)を調べたり、尿を遠心機でまわして沈渣を顕微鏡で見て、どちらの結晶かを判定します。
尿石症になってしまう原因は、もちろん個体差もありますが、普段からの食事も大きく関係しています。
そこで今日はシュウ酸カルシウムになりやすいとされている食品をご紹介したいと思います。
■が中程度、■が高程度含まれています。
おうちの子であげているものに当てはまるものはありましたか?
既にシュウ酸カルシウムの結晶があるというかた、ぜひお気を付け下さい(^-^)/
いま健康で安心。という方も、体の中の変化は目では見えないものなので、健康診断等で尿検査をして、おしっこの状態を把握しましょう!